今やペットボトルの飲料水がスーパーやコンビニエンスストアで売れ筋商品になるほど、消費者の目は飲料水に注目しています。日本は世界でもトップクラスの安全な水道水が供給されている国ですが、それでも日々体内に取り入れる飲料水への関心は高いということでしょう。最近では家庭用ウオーターサーバーなどいろいろな飲料水関係の商品が提供されていますがもっとも手軽に利用できるのが浄水器ではないでしょうか。浄水器は大きく分けて蛇口に取り付けるタイプ、水道の上部に取り付けるタイプ、シンクの下に取り付けるタイプ、そしてピッチャーなど汲み置いた水に使用するタイプに分けられます。
ピッチャーなどに汲み置くタイプは1度に1~2ｌ程度しかできないため、あくまで飲用にしか用いることは出来ません。また、シンクの下に取り付けるものは大掛かりなため工事が必要ですしその分コストも掛かります。一般的には水道上部に付ける据置型と蛇口に直接取り付けるものを選ぶことが多いようです。現在の濾過方式は活性炭と化学繊維を組み合わせたものが主流になっておりメーカーや商品ごとに大きな差はありません。
選ぶポイントはフィルター部分のカートリッジを交換する際のランニングコストです。それぞれの商品によりカートリッジ代金も使用できるサイクルも事なりますから注意して選ぶようにしましょう。電極分解などでアルカリイオン水を作るようなタイプは浄水器ではなく、厳密には整水器とよばれます。コストも若干高くなりますがアルカリ水や酸性水に興味のある方は購入の対象にされてもいいと思います。